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しばらくサボっていましたが、久々に更新です。
ところで今まだラマダン月中ですので、ラマダンらしい話題を一つ。 題して「正しいラマダンの仕方」。 ちょっとお題が大げさですがそんなに大それた話ではありません。ラマダン月中は一切の飲食を断つというのはご存知の方も多いと思いますが私自身も知らなかったと言うか誤解をしていたことがいくつかあったので書いてみたいと思います。 ・まずは断食の時間→私は日の出から日没の間までと思っていましたが正確には日の出前の空がうっすら明るくなるころの最初の礼拝の呼びかけのとき~日没の礼拝の呼びかけが始まるまでで、朝はこの呼びかけの20分くらい前に食事を終え、夕方は呼びかけの途中までにしたほうがよりよいのだそうです。最近のエジプト時間ではだいたい朝の4:30~17:30頃までになります。 そして断食は長くやりすぎてもだめで、時間が来たらすぐに何かを口にしてその日一日の断食を断つことが進められています。 正しい順序としては夕方の礼拝の呼びかけが聞こえてきたらナツメヤシなどを口にして断食を断ちます。その後夕刻の礼拝をした後、初めてその日の食事(朝食と呼んでいる)を取ります。もしお腹がすきすぎて礼拝に集中できないようなら先に食べたほうが良いです。 ・食べる回数→基本的には2回。夕方の礼拝後と、朝の断食に入る前に軽く食事をするのが一般的です。でも恐らくみんな夜通し何か食べていると思われる・・・。 ・断たなくてはいけないもの→これも私は一切の飲食と思っていたので文字通り食べ物、飲み物タバコなど口から入る「物」という理解でしたが、実際には文句とか悪口とか陰口とか嘘とかも言わない方が良いのだそうです。色物もだめなのでこの時期はベリーダンスが見れなくなるところもあります。ラマダン月というのは宗教色が強くなる月ですので、ただ飲まず食わずなのではなく、一切の欲望から身を遠ざけて綺麗な状態で過ごすという事が大切なのです。ですので日本語では断食といわずに斎戒と訳されることもあります。 ・食べる量→預言者ムハンマドの言葉によると胃の1/3は食べるため、他の1/3は飲み物のため、そして残りの1/3は信仰のためなのだそうで、昼食べれない分を夜中に山ほど食べてはいけないのだそうです。 ですが実際にはこの月は一年間の中でも最も肉の消費量が多い月といわれるようにみんな食べ過ぎてしまうようです。断食太りなるものもあって、逆効果な人もたくさんいます。 日本語でも「腹八分目」と言いますので食べすぎにはくれぐれもご用心を!!
by studio1002
| 2006-10-15 04:17
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