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エジプト航空はスターアライアンスに加盟してから、実は結構張り切っていて、色んな試みをしています。その一つに個人チェックインというのがあります。
今まではツアーなどの団体のお客様はスタッフが事前にカウンターに行き、搭乗手続きをしたり荷物も団体でまとめて預けたりといったことをしていたのですが最近は厳しくなってきて基本的にすべて個人チェックインになってきています。 ただしあくまでも原則、であって、実際にはスタッフ同士の顔で、先にチェックインさせてもらうようなこともあります。コネが幅を利かせています。 エジプトはご存知のように観光が盛んに行なわれていますし、国内移動は空路が利用されることも多いのでたいがい空港内はごった返しています。そんなときに個人チェックインでいちいち並んでいると長蛇の列になってとても大変なことになってしまうので実はこの新しいシステムは不評です。 ただ、国内線が新しくターミナルビルディング3に移動になったのでそんな混雑も緩和されそうな気配です。なぜならカウンターが沢山あるからです。成田空港みたいにカウンターがいくつもに分かれていてそれなりにスタッフもいるので大丈夫そうです。以前の空港は酷い時にはカウンターが4つくらいしかなくて、そこですべての国内線のチェックインを行なっていたのでそれはそれはひどいことになっていました。 個人チェックインになってくれて、個人的に助かっていることがあります。それはマイレージ登録です。以前はよく団体でチェックインするので登録し忘れてしまったのですが今はそれをきちんとしてくれます。後はエジプト航空のゴールドのマイレージカードをもっているので色んな特典もついて助かっています。 ゴールドの得点として国際線の場合はラウンジが使えるのと、ビジネスもしくはファーストクラスのカウンターでチェックインができるので並ばずにチェックインできるのも助かります。 エジプト国内であれば搭乗を待っている間にカフェなどで飲み物が無料で提供されます。 さて、先日ルクソール空港での出来事です。 チェックイン時に招待券(ラウンジ用ですがラウンジが無いのでカフェで飲み物が提供されます)を貰ったので搭乗待合室にあるカフェに行きました。ソフトドリンクか温かい飲み物が選べます。せっかくなので家に無いものにしようと思ってパイナップルジュースを選びました。そしたらレジの人がなぜか私が選ぶのを横にぴったりついて見ていたのですが、「それは美味しくないから他のにしたほうが良い」と言うのです。「りんごかグアバが美味しいよ」ってお兄さんの好みを言われても…。それでも選ぼうとしたら渋い顔をしていたので仕方が無くパイナップルをあきらめてトロピカルミックスを選んだらちょっと変な顔をされてしまいました。 ちなみにアラビア語ではパイナップルはアナナスと言います。フランス語みたいですね。 エジプトで採れないみたいで結構高い果物の一つです。 #
by studio1002
| 2009-07-19 18:42
| 旅と散歩
ここ何年か景気が良いせいかあちこちの空港を新しくしているエジプトですが、ついに国際線も新空港がオープンしました。
「ターミナルビルディング3」という名称で呼ばれています。 今までは国際線用に旧空港、新空港と2つの空港があったのですがさらに新しい空港の開設に伴い、名称もそれぞれターミナルビルディング1,2と改められたようです。恐らくこの名称は浸透しないと思います。なぜならエジプト人というのは保守的なのか変化を好まないのかホテル名などが変わっても旧名称でずっと呼び続けるようなところがあるからです。どうも古代エジプト時代からの習性らしく、3000年もの歴史を持つ古代エジプト文明ですが始まりと終わりの頃でもほとんど変わらないテーマというものがあったりしてその平坦さは徹底したものがあります。 「三つ子の魂…」という諺がありますが三つ子どころではないですね。 ところでエジプト航空はスターアライアンスに加盟しています。そのためかこの新しいターミナルビルディング3は主にスターアライアンス系の航空会社が利用することになるそうです。 現在は日本からのエジプト航空の路線はすべてターミナルビルディング3になっています(成田6月15日、関空6月18日から)。ちなみに国内線も5月20日からすべてここになりました。 先日国内線、国際線とともに初めて利用しましたがエジプトとは思えないような綺麗な空港でした。歩く歩道があったり、イスも並んでいて、トイレも何箇所かにあって、ある程度個数がありますし、チップ回収の人もいませんでした。所謂普通の国際空港らしい空港です。 でも違った点もあって、例えば国際線の飛行機に乗る時の液体物の規定です。通常は免税店で買ったものは機内持ち込み可能なのですが、最後の搭乗前の荷物検査で水を没収されてしまいました。 これは空港内に入るときの荷物検査の時に没収しなかったのでどれが免税店で買ってどれが外で買ったものなのか判別がつかないから、という理由のためかもしれません。 免税店で買ったものはきちんと免税店の袋に入れて口を閉じてくれるので機内に入るまで絶対に開けないようにしましょう。 さて、水を没収された私は機内で水が飲みたかったので客室乗務員に「ペットボトル入りの水」を注文しました。そしたら出てきたのは1,5ℓ入りの大きいサイズでした。小さいサイズのがないか聞いたら「無い」というので仕方なく1,5ℓの水と紙コップを貰い、置き場所に困りつつ空の旅を楽しんで帰ってきました。 こういうところがエジプトだな~と思います。 #
by studio1002
| 2009-07-17 14:50
| 旅と散歩
今、札幌です。今年も一時帰国中です。
毎年日本に帰ってくると逆カルチャーショックというか、エジプトと日本の違いや知らないうちに自分がエジプト化していることに気がつきます。 さて、今年日本に帰ってきて一番感じたのは水の違いです。 エジプトは硬水、日本は軟水ですがシャワーを浴びるとそのシャワーの水まで日本では軟らかいのを感じます。エジプトの生活は色々あって面白いですがやはり過酷な一面もあります。特に気候風土が日本と違って厳しいです。例えば日差し一つとっても夏場のみならず冬場でも日差しはきついですし、まさに刺すような日差しです。夏の暑さは言うまでもありませんが冬の寒さも結構厳しいものがあり、時に冬は乾燥が酷いので肌環境にはまったく良くない国だと思います。 そんな環境で育つと人々も自然と強い性格になるのか、国民性の違いというのを感じます。日本人の中にも外国人のような強い性格の人というのはいますが、エジプト人のなかには日本人的な繊細な感覚の人というのは見たことがありません。こんな風に水まで優しい国で育つと優しい感覚というのが身につくのだろうな、としみじみ感じます。 私がエジプトで暮らし始めた頃の話です。 1年くらい留学していた人の話で、エジプトの生活の大変さというのを話してくれたのですが、段々気持ちがすさんできて潤いが欲しくなので紙に「潤い」って書いて壁に貼って置いたら良いよといわれたことがあります。 実行したことはありませんが、その気持ちはよくわかるような気がします。毎日飲む飲み水も「硬い」ので、知らないうちに疲れてしまうのかもしれませんね。 あるとき、日本からエジプトに戻った時に機内で飲もうと思って持っていた日本の水がありました。それを空港から家までの道のり、一緒にいた会社の人(エジプト人)が見て、「是非飲みたい」というのです。「ただの水だよ」言ったのですが、それでも飲みたいというので飲ませてあげました。そうしたら「日本の水は美味しい」という感想でした。 #
by studio1002
| 2009-07-12 15:32
| 独り言
去年、北京オリンピックの前まで日本でも物価の高騰が続いていましたがエジプトもすごかったです。7月度の物価上昇率はなんと22%という勢いでしたが、オリンピックも終わり、世界金融危機をむかえ、物価の上昇もだいぶ落ち着きを見せてきました。
日本でも、もうこれ以上値上げできない時にお値段据え置きで内容量を減らすという実質的な値上げがありましたが、同じことがエジプトでも起こっていました。最近はそれも落着いてきたかと思っていたら、よくよく見ると容量が減っていてなおかつ、値段も上がっているものなんかもあります。気をつけないといけませんね。 ところでこんな風に値上がりしているという事で、食料品関係の不祥事がエジプトにもあることがわかりました。 例えば最近話題の新型インフルエンザ関連でこんな話があります。 幸いなことに未だエジプトにはこの新型インフルエンザは入ってきていない模様なのですが、政府はインフルエンザ対策という事でエジプトで飼っている豚を全頭処分するという方針を明らかにしています。実際にもうすでにその処分は始まっているのですがなかなか物議をかもしています。なぜなら豚肉を食べることでは感染しない、と一般的に言われているため、豚を処分する意図があいまいだからです。大方の見方では、単に豚を処分したかったのでインフルエンザを口実にやっと実現に踏み切ったという見方です。豚が飼われているところは非常に汚いところで不衛生極まりないところだそうです。普段豚を食べる人でも、ここで飼われている状況を見ると食べる気が起きなくなると言われています。そういったことで、衛生面のために処分しようという事なのですが、この豚の処分が始まると、豚肉の値段が急に安くなったそうです。そしてお肉屋さんがこの安い豚肉をどんどん買っているそうなのです。 予測される結果として、恐らくこの豚肉を牛肉と混ぜて合挽きではなく「牛肉」として売りに出すのではないか、というものです。あくまで予想ですがありえそうな話です。 しかも、こういう不衛生なところで飼われているので、病気などの心配があるといって教えてくれた人はすごく怒っていました。 その人の話ではエジプトでは、いまや安心して食べられるものは形がそのままの果物と野菜しかない!とのことなのです。フルーツサラダでさえも、安全じゃないと力説してくれました。 とある有名なフレッシュジュース屋さんでの出来事。先日、フルーツサラダを食べていたらきゅうりが入っていたらしいです。お店の人は「りんご」だと言い張ったそうですが、色々混ざっていてしかもシロップにつけてあるので味がわかりづらくなるのを良いことにきゅうりが入っていたそうです。 フルーツサラダにきゅうりって…。笑いごとじゃないけど、なんだか笑えます。 #
by studio1002
| 2009-05-26 02:31
| 食べ物
いつも飲み水はミネラルウォーターを利用しています。
最近は色んなものの物価が上がったせいと、エジプト人もミネラルウォーターを利用する人が増えたため水の値段も上がりました。そしてそれに伴って水の種類もものすごく増えました。一昔前はミネラルウォーターといえば「バラカ」というくらいに選択の余地がなかったのですがここ最近、今まで聞いた事のないような新しいものや、輸入品の高いエビアンなども良く見かけるようになりました。お値段も数年前はどの銘柄もほとんど同じ値段でしたが最近はけっこう差があります。 通常大きいもので1,5ℓ入りのペットボトルに入って売っている水なのですが、買って帰るのは重いので1ダース入りの箱でまとめてデリバリーをしてもらいます。こういうときにデリバリーサービスが浸透しているエジプトは便利だと思います。 そこで、こないだデリバリーで水を頼みました。ちょうど家にあるものがなくなってきていたのと、いつも行くスーパーのチラシに水が安くなっているのが載っていたからです。しかも気に入ってよく飲んでいる「ハヤト」という銘柄のものだったので早速頼んでみました。 注文して数時間後、デリバリーの人がチャイムを押します。 ドアを開けてみてびっくり!そこには「ネスレ」の箱を二箱持ったお兄さんが二人いました。 私 「あれ?頼んだのはハヤトだけど・・・。」 お兄さん (しばし困った顔の後、思いついたかのように)「ああ、ハヤトは売り切れていてなかったんです。」 私 「私ハヤトが良かったのに。しかもこれじゃあ値段が違う。ほら見て、セールになっていて安いでしょ?」(チラシを見せます。) お兄さん 「・・・。でもネスレは良いよ。」 私 「ネスレがいいのはわかるけど、そういう問題ではないのでは・・・。」 お兄さん・その2 「そうそう、ネスレは良いよ。」 お兄さん 「ネスレは良いよ。」 私 「・・・・・・。」(財布をとりに行く私。) という事で結局セール品を買うつもりが高い買い物になってしまいました。 実はネスレは輸入品のエビアンなどを除くと、一番高いお水です。二箱で日本円にして200円くらいの違いでした。ちなみに通常のハヤトは2、3番目くらいに高いです。電話で注文した時、確かに「ハヤト」と指定したつもりでしたが、もしや売り上げを伸ばそうというお店の戦略だったりして、と一瞬深読みしてみました。 でもきっと真相は、エジプトではセール品でも十分な在庫を用意していない事が多いので、本当に品切れだったのではないかと思います。 #
by studio1002
| 2009-04-19 05:15
| 生活
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